現地時間14日、レアル・マドリー・カスティージャはクルトゥラル・レオネサとの親善試合を行った。
この試合で久保建英はフル出場を果たしたものの、試合は0-3でレアル・マドリー・カスティージャが敗れている。
チームのパフォーマンスについて、地元メディア『マルカ』は「ラウール・ゴンサレス監督のチームは前半こそ良かったものの、最初の失点からバランスを欠き、チームは崩壊してしまった」と伝えた。
その中で久保については「クボはチームを前進させるために全力を尽くしていた。だがチームからのサポートはほとんどなかった。コパ・アメリカとプレシーズンツアーで輝きを放った日本人選手は、セグンダB(3部)でプレーするにはふさわしくないと思わせるだけの試合だった」と伝えている。
一方でスペインのSNSでは、この試合で69分に見せた久保の個人技が話題に。相手DFと対峙しながら、ボールを左足裏で転がしながらダブルタッチとエラシコを交えた高速フェイントで相手の裏を取る動画が拡散されている。最後は裏を取られた相手DFが体を入れて久保は倒されたものの、久保の技術が非凡なものだとして注目を集めている。
今季はレアル・マドリー・カスティージャが主戦場になる可能性が高まっている一方で、いまだにトップチームに必要な戦力だと説く論調もある久保。果たして同選手は今季どのコンペティションで戦うのか、引き続き大きな注目ポイントとなりそうだ。