レスリングの2019年世界ジュニア選手権フリースタイル57kg級の決勝が8月13日にエストニア・タリンで行われた。日本勢では阿部敏弥(国士舘大)が決勝に進み、ビタリ・アルジャウ(アメリカ)を下して優勝した。
阿部は第1ピリオドを1-0で幸先良く折り返す。途中、相手に1点を取られ、1-1となるものの、残り13秒のところでタックルを決めて3-1。これが決め手となり、合計3-2で優勝した。阿部はこれが初の国際大会のメダル獲得となった。
阿部は1999年生まれの20歳。身長160cmと小柄ながらも、全日本学生選手権で好成績を残すなど、TOKYO2020でメダル獲得が期待される選手だ。
また、フリースタイルの64kg級で山口海輝(日体大)、74kg級で基山仁太郎(日体大)が決勝に進んだ。