体操の寺本明日香(ミキハウス)が自身のSNSを更新。味の素ナショナルトレーニングセンターで行われたナショナル強化合宿中の2月6日に左足のアキレスけんを断裂、7日に手術を行ったと報告した。Tokyo 2020(東京五輪)に出場できるかは不明としながらも、引退を否定している。
寺本は2012年のロンドン五輪、2016年のリオデジャネイロ五輪に出場するなど、日本の体操界をけん引。2019年10月にドイツ・シュツットガルトで開催されたFIG(国際体操連盟)世界選手権では、東京五輪の団体総合出場枠確保に貢献していた。
寺本は「誰がなんと言おうと最後まで諦めずに自分の体操人生を貫き通そうと思ってます」と表明。ただし、東京五輪の日本代表選考大会となるW杯シュツットガルト大会(3月22日)、W杯東京大会(4月4日)、第74回全日本体操競技個人総合選手権大会(4月17日開幕)、5月末の第59回NHK杯には出場できないとも記している。
一方、日本体操協会(JGA)が1月18日に公開した「2020東京五輪日本代表選考方法(女子体操競技)」には、東京五輪のチーム枠4名のうち1名の選出に関して、以下のように記されている。
2019年6月24日から2020年6月23日までに開催された東京五輪に関わる予選競技会の成績をみて、チーム貢献度を考慮し、女子強化本部長がチーム枠代表1名を推薦する場合がある