【体操】種目別W杯コトブス:床・南一輝、鉄棒・宮地秀享、平均台・芦川うららが優勝

1 執筆者 渡辺文重
南一輝(写真は6月の第73回全日本体操競技種目別選手権大会)

FIG(国際体操連盟)種目別ワールドカップ(W杯)第5戦・第44回コトブス国際(ドイツ)が、現地時間11月21日から24日にかけて開催された。Tokyo 2020(東京五輪)の予選を兼ねた大会で、南一輝が床運動、宮地秀享が鉄棒、芦川うららが平均台で、それぞれ優勝を果たした。

2018年から2020年に行われる種目別W杯シリーズ8大会のうち、各種目の上位3つのポイントを合計。各種目で1位になった選手(各国1人まで。男子最大6人、女子最大4人)に、東京五輪の出場権が「個人枠」として与えられる。

■第44回コトブス国際決勝結果(上位3選手と日本人選手)

床運動

1.南一輝(仙台大学)15.100

2.ライデルレイ・サパタ(スペイン)14.800

3.ヘイデン・スキナー(イギリス)14.533

あん馬

1.ウェン・ハオ(中国)15.000

2.今林開人(セントラルスポーツ)14.966

3.オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)14.866

予選落ち.亀山耕平(徳洲会体操クラブ)

つり輪

1.リウ・ヤン(中国)15.133

2.エレフテリオス・ペトロウニアス(ギリシャ)14.866

3.アルトゥール・アベティシャン(アルメニア)14.833

8.長野託也(朝日生命)13.733

跳馬

1.イーゴリ・ラディビロフ(ウクライナ)14.849

2.オードリー・ニン・リーズ(ドミニカ共和国)14.754

3.ヤホール・シャラムコウ(ベラルーシ)14.749

4.米倉英信(福岡大学)14.650

平行棒

1.オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)15.400

2.ヨウ・ハオ(中国)15.400

3.ヴラディスラフ・ポリアショフ(ロシア)15.366

鉄棒

1.宮地秀享(茗渓クラブ)14.933

2.イリアス・ゲオルギウ(キプロス)14.166

3.アレクセイ・ロストフ(ロシア)14.166

跳馬

1.ユウ・リンミン(中国)14.649

2.テヤ・ベラク(スロベニア)14.216

3.イェセニア・フェレーラ(キューバ)14.199

4.坂口彩夏(ジムネット体操教室)14.066

段違い平行棒

1.ファン・イーリン(中国)14.800

2.アナスタシア・アガフォノヴァ(ロシア)14.733

3.イン・シシィ(中国)14.566

予選落ち.森蒼佳(ZERO体操クラブ)

予選落ち.深沢こころ(鯖江高等学校)

平均台

1.芦川うらら(水鳥体操館)13.700

2.ダイアナ・ヴァリンスカ(ウクライナ)13.533

3.リー・チー(中国)13.400

8.坂口彩夏(ジムネット体操教室)12.000

床運動

1.アナスタシア・バチンスカ(ウクライナ)13.533

2.キム・ブイ(ドイツ)13.500

3.ララ・モリ(イタリア)13.400

予選落ち.坂口彩夏(ジムネット体操教室)

予選落ち.桒島姫子(朝日生命)

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FIG World Cup - Cottbus