体操個人総合W杯東京大会、谷川が2位、白井は3位に。女子は寺本明日香が3位入賞

白井健三は左足首の痛みが演技に響いたか

安定した演技を重ね、2位になった谷川航

体操個人総合のワールドカップ東京大会は4月7日、調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子では谷川航(セントラルスポーツ)が2位、白井健三(日体大大学院)が3位に入賞した。女子は、寺本明日香(ミキハウス)が3位に入った。

先行して行われた女子競技では、アメリカのモーガン・ハードが4種目55・099点でカナダのエリザベス・ブラックを破り、逆転優勝。日本勢は、寺本が54・799点で3位、開催国ワイルドカードで出場の杉原が51・966点で4位に食い込んだ。年間優勝はブラックとなった。

男子では、アメリカのサミュエル・ミクラクが全種目14点以上の計86・599点という圧倒的な内容で優勝。年間シリーズもアメリカが優勝し、男女同時優勝となった。個人年間優勝はウクライナのペトロ・パクニュクが制した。

日本勢は、谷川が安定した演技で6種目合計85・665点で2位、白井健三は左足首の痛みが影響したのか、平行棒では倒立姿勢が崩れるミスを出すなどもあり、82・964点で3位に入った。

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