ゴルフ海外女子メジャーの全英女子オープンが、イングランドのウォーバーン・ゴルフクラブ(6585yd/パー72)で開幕し、新星・渋野日向子が2位タイで発進。一方、世界ランク日本人最上位の畑岡奈紗は115位で大きく出遅れた。
今大会、9人の日本勢のなかで唯一、初メジャー参戦となる渋野日向子が、初日から飛ばした。世界屈指の実力派たちが参戦する今大会で、10番から12番までの3連続バーディなど圧巻のプレーをみせ、7バーディ、1ボギーの「66」、6アンダーで2位タイとなった。渋野もまた1998年・1999年生まれの“黄金世代”のひとりであることを証明した。
一時は渋野がトップに立つも、アシュリー・ブハイ(南アフリカ)と6アンダーで初日首位を奪った。ダニエル・カン(米国)が渋野同様6アンダーで2位タイ。
ほかの日本勢は、勝みなみ、横峯さくら、上原彩子が2アンダーの21位タイで健闘。エビアン選手権でローアマチュアを獲った安田祐香は1オーバーの62位タイでやや停滞した。鈴木愛、比嘉真美子、上田桃子は3オーバーの97位タイで続く。
“黄金世代”筆頭である畑岡奈紗は、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「76」で、4オーバーの115位。7月はダウグレートレースベイ招待、エビアン選手権と2大会連続で予選敗退しており、今大会も危うい状況となった。