女子ゴルフ・エビアン選手権2日目:アマチュアの安田裕香が24位タイで日本人トップを維持

1 執筆者 鈴木花
安田裕香は、2日目を終えて日本人トップの24位タイ(写真は2019年ニッポンハムレディスクラシック)

ゴルフの海外女子メジャー第4戦となる「エビアン選手権」が、現地時間の7月26日、2日目を迎えた。フランスのエビアン・リゾート・ゴルフクラブ(6523ヤード/パー71)で行われる今大会、メジャー初出場となる安田裕香(大手前大学)は、この日も「70」の1アンダー、通算2アンダーの24位タイで2日目を終えた。

“スーパーアマチュア”と呼ばれる新星は、日本人最高の26位タイでこの日はスタート。2連続バーディを含む3バーディで一時は、通算4アンダーまでスコアを伸ばしたが、終盤の17、18番に連続でボギーを叩き、首位のイ・ミヒャン(韓国)と8打差の24位タイ。

日本勢の2番手となったのは、鈴木愛の64位タイ。前日を3オーバーで終え、80位からのスタート。この日も4ボギーを叩くなど、不安定な流れだったが、終盤の3連続バーディで1アンダーの「70」で2日目を終え、順位も大きく上げた。同じく64位タイの横峯さくらは、3バーディ、4ボギーで迎えた17番ホールで痛恨のダブルボギー。最終18番ホールでバーディを取り、持ち直したものの、2オーバーでホールアウト。

初日に5オーバーの102位タイだった比嘉真美子は、この日は「70」で通算4オーバーとし、77位タイにまで大きく順位を上げた。畑岡奈紗は5オーバーで83位タイ。上原彩子は、この日は1アンダーでホールアウトしたものの、前日の10オーバーが響き、通算9オーバーの108位タイ。

2日目を終えてトップは、67の4アンダーで回った韓国のイ・ミヒャンの通算10アンダー。この日7アンダーで回った2014年の同大会女王のキム・ヒョージュが、通算9アンダーで2位にまで順位を上げた。前日首位だった米国のポーラ・クリーマーは、24位タイにまで大きく順位を落とし、上位4位まで韓国勢が占めることとなった。

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