ゴルフの海外女子メジャー第4戦となる「エビアン選手権」が、現地時間の7月28日、4日目を迎えた。フランスのエビアン・リゾート・ゴルフクラブ(6523ヤード/パー71)で行われた熱戦も、最終日を迎えた。メジャー初出場ながら決勝ラウンドに進んだ安田裕香(大手前大学)は、「75」で通算イーブンパーでホールアウト。最終的に37位となり、スイスのアルベイン・バレンズエラとともにアマチュア最高順位の「ローアマチュア」で大会を終えた。
メジャー初参加で、前日まで安定したパフォーマンスを安田祐香だが、最終日に崩れた。この日は序盤からボギーを叩くと、トータルで1バーディ、5ボギーと調子を落とした。56位からスタートした横峯さくらは、14番ホールでダブルボギーを叩いたものの、「71」のイーブンパーでこの日を終え、通算3オーバーの52位。鈴木愛は、終盤まで2アンダーで進んでいたものの、17番でダブルボギーを叩き、イーブンパーで最終日をホールアウト。55位タイで大会を終えた。
優勝は、この日3位スタートだった韓国のコ・ジンヨン。5バーディ、1ボギーの「67」でプレーし、通算15アンダーの逆転優勝を飾った。世界ランク2位のコ・ジンヨンは今季メジャー2勝目。前日首位だった韓国のキム・ヒュージュは「73」を叩き、2位タイ、2位で追いかけていた同じく韓国のパク・ソンヒョンは、「75」を叩き、6位タイまで大きく順位を落とした。