2019年世界陸上競技大会ドーハ大会は、現地時間の9月30日、4日目を迎えた。カタールの首都ドーハで行われている今大会は、過酷な気候や不備などが取り上げられている。この日、日本勢は女子槍投げ予選、男子110メートルハードルの2種目。
男子110メートルハードル日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)が唯一、準決勝に進んだ。4組で出場した高山峻野は、13秒32で同組2位で予選突破。全体5位の好記録で10月2日の準決勝に駒を進めた。同種目では、高山の他に、泉谷駿介(順天堂大学)の金井大旺(ミズノ)2選手がエントリー。2組の金井は13秒74で7位、3組の泉谷は出場しなかった。首位は、スペインのオルランド・オルテガの13秒15。
女子槍投げには、北口榛花(日本大学)、佐藤友佳(ニコニコのり)の2選手が日本代表として出場。A組に入った北口は、60メートル84で同組7位、全体で13位。B組の佐藤は、55メートル03で同組最下位の15位。全体では31人中29位にとどまった。女子槍投げは、予選上位12位までが決勝に進め、12位のチェコの選手の記録は60メートル90だった。北口は、惜しくも6センチメートルの差に泣いた。