バドミントンのインドネシアオープン2019が、現地時間の7月18日にジャカルタで3日目を迎えた。この日は、男子および女子シングルスの2回戦が行われ、世界ランキング1位の桃田賢斗が敗れる波乱の展開があった。
前年度覇者の桃田賢斗は、世界ランキング28位の黄宇翔(中国)に1-2で敗れ、2回戦で姿を消すことになった。世界バドミントン連盟の公式Twitterでも「BIG SHOCK!!!」とその衝撃を伝えている。
女子シングルス世界ランキング3位の奥原希望、同4位の山口茜はともにストレート勝ちを収めた。それぞれ19日の準々決勝へ。
女子ダブルスでは、世界1位の松本麻佑/永原和可那組がインドネシアのペアをストレートを撃破。準々決勝に進出した。福島由紀/廣田彩花の“フクヒロ”、松友美佐紀/髙橋礼華の“タカマツ”も勝利し、日本女子ダブルス勢は4組が準々決勝入りした。
男子ダブルスの日本人対決は、保木卓朗/小林優吾組が“ソノカム”嘉村健士/園田啓悟を制した。
3日目の結果は次の通り。
女子シングルス
- 山口茜 2-0 CHEUNG Ngan Yi(香港)
- 奥原希望 2-0 Soniia CHEAH(マレーシア)
- 高橋沙也加 1-2 CHEN Yu Fei(中国)
女子ダブルス
- 松本麻佑組/永原和可那組 2-0 Nadya MELATI/Tiara Rosalia NURAIDAH組(インドネシア)
- 松友美佐紀/髙橋礼華組 2-0 CHOW Mei Kuan/LEE Meng Yean組(マレーシア)
- 福島由紀/廣田彩花組 2-0 LIU Xuan Xuan/XIA Yu Ting組(中国)
- 田中志穂/米元小春 2-0 Puttita SUPAJIRAKUL/Sapsiree TAERATTANACHAI組(タイ)
男子シングルス
- 桃田賢斗 1-2 黄宇翔(中国)
男子ダブルス
- 遠藤大由/渡辺勇大組 2-1 Wahyu Nayaka ARYA PANGKARYANIRA/Ade Yusuf SANTOSO組(インドネシア)
- 保木卓朗/小林優吾組 2-0 嘉村健士/園田啓悟組
7月19日出場選手一覧
女子シングルス準々決勝:奥原希望(太陽ホールディングス)、山口茜(再春館製薬所)
男子ダブルス準々決勝:保木卓朗/小林優吾(ともにトナミ運輸)ペア
女子ダブルス準々決勝:永原和可那/松本麻佑(ともに北都銀行)ペア、高橋礼華/松友美佐紀(ともに日本ユニシス)ペア、福島由紀/廣田彩花(ともにアメリカンベイプ)ペア、田中志穂/米元小春(ともに北都銀行)ペア