バドミントン・オーストラリアオープン準々決勝。奥原、フクヒロ、タカマツら4強入り

1 執筆者 大石ななみ
準決勝に駒を進めたタカマツペア(画像は2018年韓国オープン)

豪シドニーで開催されているバドミントンのBWFワールドツアーオーストラリアオープン2019は4日目の7日、各種目の準々決勝が行われ、日本勢は女子シングルスの奥原希望、男子ダブルスのソノカムペア、女子ダブルスのフクヒロ、タカマツペア、混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗ペアが準決勝進出を決めた。

女子シングルスは世界ランク3位で第1シードの奥原希望がヤオ・ジア・ミン(シンガポール)を2 – 0(21 – 17、21 – 13)で下し準決勝に駒を進めた。男子シングルスの坂井一将はワン・ツーウェイ(台湾)と対戦し、接戦ながらセットカウント2 – 0(21 – 18、21 – 16)で惜しくも敗れた。

男子ダブルスは、世界ランク2位で第1シードの「ソノカム」こと園田啓悟・嘉村健士ペアが何済霆(ヘ・ジティン)・譚強(タン・チャン)ペア(中国)を2 – 0(21 – 12、21 – 15)で難なく下し、次戦へ。混合ダブルスも渡辺勇大・東野有紗ペアがコ・スンヒュンとオム・ヘウォンペア(韓国)を2 – 1(21 – 19、14 – 21、21 – 19)で破り、準決勝進出を決めた。

 女子ダブルスは、「フクヒロ」こと福島由紀・廣田彩花ペアが、対戦した櫻本絢子・髙畑裕紀子ペアを寄せ付けず2 – 0(21 – 13、21 – 4)で勝利。「タカマツ」こと髙橋礼華・松友美佐紀ペアもキム・ソヨンとコン・ヒヨンペア(韓国)に2 – 0(21 – 12、21 – 19)と快勝した。一方、世界ランク1位で第1シードの「ナガマツ」こと永原和可那・松本麻佑ペアは、第5シードのグレシア・ポリーとアプリヤニ・ラハユペア(インドネシア)との接戦を制せず、2 – 0(21 – 19、21 – 18)でストレート負け。4強入りは叶わなかった。

 8日は、各種目の準決勝が行われる。女子ダブルスはタカマツペアとフクヒロぺアが激突する。

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