【バスケW杯】日本、チェコに敗れて2連敗…5日、世界ランク1位の米国と対戦

1 執筆者 渡辺文重
世界の壁は高く、日本連敗

FIBA(国際バスケットボール連盟)ワールドカップ大会4日目となる9月3日、グループEのAKATSUKI FIVE(アカツキファイブ/日本代表)は、試合会場の中国・上海でチェコ共和国代表との第2戦に臨んだ。

日本は八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)、馬場雄大(アルバルク東京)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)、田中大貴(アルバルク東京)が先発。チェコの先発には、トマシュ・サトランスキー(シカゴ・ブルズ)が名を連ねた。

世界ランキング48位の日本は、同24位のチェコを相手に接戦を演じる。第1クォーター(Q)を終了した時点で18-18。第2Qはチェコに自力の差を見せられ、一時は10点差となるも、終了間際に比江島 慎(宇都宮ブレックス)が得点を決め、22-27。ハーフタイムを迎えた時点で合計スコア40-45。日本は後半、5点差を追う展開となる。

第3Qは15-19。55-64と合計9点差を付けられた日本は、第4Qでの逆転を目指すも、ファジーカスが5ファウルで退場となる。後半はターンオーバーなどミスが目立ち、第4Qも21-25で、合計スコアは76-89。13点差で黒星を喫した。

2連敗となった日本は、この後に行われるアメリカ合衆国代表(世界ランキング1位)とトルコ代表(世界ランキング17位)の試合で、米国が勝利を収めた時点で2次ラウンド進出の可能性が消滅。17位-32位決定戦に回ることになる。日本は日本時間5日21時30分より、第1次ラウンドの最終戦、米国との試合に臨む。

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