【9月15日〆】コカ・コーラ聖火ランナーキャンペーンに応募する方法・発表日・実施場所について

1 執筆者 渡辺文重
聖火ランナーに応募できるラストチャンス!

Tokyo 2020(東京五輪)では、多くの日本人に、聖火リレーのランナーとなるチャンスがある。聖火台に火をともす最終ランナーなどは無理としても、47都道府県の実行委員会やスポンサー各社が、一般からの応募を行っていたのだ。しかし、その多くは8月31日に応募を終了。「夏休みの宿題を忘れてしまった!」という人のため、救済措置を行っているのがコカ・コーラだ。

■コカ・コーラ聖火ランナーに応募する方法

日本コカ・コーラ株式会社は、東京2020オリンピック聖火リレーの聖火ランナー公募は、8月31日に終了したが、9月2日から9月15日まで追加応募を行うことが発表された。応募方法は、所定のフォームから必要事項を送信するだけ。

日本語で申し込む場合は「氏名(漢字・フリガナ)」「生年月日」「メールアドレス」「走りたい都道府県(1箇所)」「好きなコカ・コーラのブランド(選択式)」「自己PR・応募動機(200字以内)」「自己PRの参考となる写真・動画」となっている。

追加募集期間

2019年9月2日(月)0:00~9月15日(日)23:59

注意点としては、まず「2008年4月1日以前に生まれた方のみが対象」となっている。介助者、特別な介助犬を除き、聖火ランナー以外の方を伴って走ることはできないので、当然「子供と一緒に走る」といったこともできない。介助者の有無に関しては、「プレ選考」を通過した後で確認される。

「走りたい都道府県」は“ゆかり”があることが必須となっている。具体的には、過去あるいは現在で居住している、現在通っている学校・職場がある、家族や親戚が居住している、過去に活動したことがある、といったことが条件となる。また、聖火リレーが行われる都道府県別のスケジュールは、すでに発表されいてる。

「自己PR・応募動機」は200字以内(絵文字不可)というほか、「キミ色で、走れ。」という募集テーマが定められている。応募サイトには、この点に関して「あなたがあなたらしく取り組んでいる、大好きなことを教えてください。そして、それがきっかけで誰かが喜んでくれたエピソードがあれば教えてください」と説明している。

「自己PRの参考となる写真・動画」は必須ではないものの、本気で聖火ランナーになりたいのであれば、絶好のアピールチャンスとなるはずだ。ファイルサイズは40MB以内。写真の場合は、jpg/jpeg/png/gif/tif/tiff形式、動画の場合はwmv/avi/mp4/m4v/mov/qt/webm形式と、フォーマットが指定されている。

■発表はいつ?走る日はいつ?希望のエリアを走れる?応募資格は?

コカ・コーラ聖火ランナー公募キャンペーンは、「プレ選考」と「本選考」の2段階で行われる。今回の応募は「プレ選考」で、「プレ選考」の審査を通過した場合は、入力したメールアドレスに「プレ選考通過のご連絡と、本選考参加のご案内」が届く。「本選考」の後、当選者に連絡が行われる。一方「プレ選考」を含め、落選した場合、特に通知は行われない。審査の時期は明記されていないが、「本選考」当選者には2019年12月以降、通知が届くとしているので、それまでに連絡がなければ、落選と考えて良いだろう。

走りたいエリアは、本選考時に希望を出せるが、走行都市やルートの指定などは行えない。走行距離は約200メートルで、場所により増減する。また2020年3月1日時点で18歳未満の当選者は、当選後に保護者による同意書をベット提出する必要がある。

選考に関しては、東京2020組織委員会で定めている「聖火ランナーの応募要件」また「聖火ランナー選定の基本的な考え方」に加え、コカ・コーラとしてのテーマである、「キミ色で、走れ。」に沿っているかが基準となっている。また、ほかの聖火ランナー募集に応募をしていたとしても不利になることはないが、聖火リレー全体を通じて1回のみの当選となっているので、重複して当選した場合は、どちらかのみの当選となる。

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