【テニス】全仏OP第15日:男子シングルスはノバク・ジョコビッチが5年ぶり2度目の優勝

女子ダブルスはバルボラ・クレイチコバ&カテリナ・シニアコバ組が3年ぶり2度目の優勝

1 執筆者 鈴木花
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(Getty Images)

グランドスラム(テニス四大大会)の全仏オープン(サーフェス:クレー)は現地時間6月13日、フランス・パリのスタッド・ローラン・ギャロスで最終日となる本戦15日目を迎えた。

男子シングルス決勝は、ATP(男子プロテニス協会)シングルス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同5位ステファノス・チチパス(ギリシャ)が対戦。初のグランドスラム制覇を目指すチチパスが2セットを先取する。ここからジョコビッチが猛追を見せ、3セットを連取。5年ぶり2度目の優勝を果たした。

グランドスラム4大会の全てを2度以上制したのは、1960〜70年代に活躍したロッド・レーバー、ロイ・エマーソン(ともにオーストラリア)に続いて史上3人目。1968年以降のオープン化以降では初の快挙となった。

女子ダブルス決勝では、チェコのバルボラ・クレイチコバ&カテリナ・シニアコバ組が、ベサニー・マテック=サンズ(アメリカ合衆国)&イガ・シフィオンテク(ポーランド)組に6-4、6-2のストレート勝ち。3年ぶり2度目の優勝を果たした。クレイチコバは、女子シングルスも制しており、2冠を達成した。全仏オープンのシングルスとダブルスの同時制覇は、2000年のマリー・ピエルス(フランス)以来の快挙。

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