スピードスケートW杯、高木美帆が1500m世界新達成 日本勢は4種目で優勝

高木美帆は、世界記録でW杯通算10勝目を挙げた(写真は2月の世界スプリントスピードスケート選手権大会)

米国ユタ州のソルトレイクシティで行われたスピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦は、最終日の現地時間3月10日、高木美帆(日体大助手)が女子1500mで世界記録を更新した。

上位4選手がこれまでの世界記録(1分50秒85)を更新する高速レースとなった中、高木は1分49秒83と唯一の1分49秒台を出して優勝。自身W杯通算10勝目の節目で快挙を成し遂げた。

女子500mでは、前日に続き小平奈緒(相沢病院)が優勝。世界記録には届かなかったが、1000mを含めW杯28勝目を挙げた。

男子500mは新浜立也(高崎健康福祉大)が前日に自身が出した日本記録を更新する33秒79で優勝し、W杯3勝目を挙げた。3位には、村上右磨(村上電気)が入った。

男子マススタートでは、土屋良輔(メモリード)がW杯初優勝を挙げ、日本勢は2日目に行われた6種目中、4種目で優勝する活躍を見せた。

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