Jリーグは9月11日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が発案した方針を受け、入場者数の制限を緩和することを決めた。規制は、9月19日の公式戦から緩和される。
これまでは最大5000人で興行を進めていた。9月19日以降は、スタジアムの入場可能数の50%の入場が認められる。ただし、スタジアムの収容可能人数が1万7000人を超える場合、30%をめどに段階的に収容人数を段階的に増やしていくことなどを示した。アウェイ席は開放せず、詳細は各クラブと自治体が現地の状況を踏まえながら対応する。
村井満チェアマンは公式サイトを通じて「ガイドラインの厳戒態勢は緩めることなく、より一層気を引き締めて感染予防対策の徹底に努めてまいります。また全国のJクラブでは地域ごとに感染拡大状況が異なり、スタジアムの形状もさまざまです。個別の状況に応じ、機動的にガイドラインの適用を判断してまいります」と今後の対応について声明を発表した。
Jリーグとプロ野球機構は9月8日に、観客制限を緩和し、最大で2万人の観客を入れられるように要望を出していた。