【サッカー五輪代表】東京五輪本大会は森保一監督が指揮|21年6月までは横内昭展コーチが担当

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
東京オリンピック本大会で指揮を執ることが決まった森保一監督

日本サッカー協会(JFA)は7月9日、理事会を実施し、日本代表(SAMURAI BLUE)と東京五輪代表のコーチングスタッフ体制を承認。東京五輪代表について、2021年6月までは横内昭展コーチが、東京オリンピック本大会では森保一監督が指揮を執ることが決まった。日本代表はこれまで通りのスタッフ体制となる。

JFAは日本代表と東京五輪代表のコーチングスタッフについて、小野剛副委員長や関塚隆ナショナルチームダイレクター、森保一監督、横内昭展コーチと、選手やチームにとって何がベストなのか意見交換を重ねてきたと説明した。東京オリンピック直前までは、日本代表と東京五輪代表のコーチングスタッフ体制を完全に分けることを発表。東京五輪代表については東京オリンピック事前準備期間に森保一監督が合流し、本大会で指揮を執ることが決まった。2021年6月までは横内コーチが指揮を執り、栗原克志コーチ、川口能活GKコーチ、中馬健太郎フィジカルコーチとともに専任で担当することとなる。カタールワールドカップ最終予選に臨む日本代表についてはこれまで通りのスタッフとし、森保監督が率いる。

反町康治JFA技術委員長は、「(1年延期となった)東京オリンピックは史上初めて『U-24日本代表』で戦う。U-24はもはやアンダー世代ではなく、日本代表にU-24の選手が多く招集され、最終的にオリンピックに関わる選手が7名、8名と出てくるのではないかと想像している」と見解を述べた。そのうえで、「これを森保監督が見ながら、オリンピックにつなげていく。本大会をいいかたちで迎えられるよう、最良の手段を取った」とコメントした。

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