AFC U-23選手権タイ2020、グループBの日本は1分け2敗という成績に終わり、グループ最下位で大会から姿を消すことになった。
17日、U-23日本代表を率いる森保一監督はスタッフとともに千葉県の成田空港着の航空機で帰国し、空港ではメディアの取材に応じて大会を振り返った。
「残念な結果になってしまって、大いに反省しないといけない。課題が出た部分はあります。勝っても負けても、成果も課題もあるということを、しっかりこの大会を振り返って整理して、次に進みたい」
東京五輪のアジア予選を兼ねているAFC U-23選手権では早期敗退という不甲斐ない結果員終わった。指揮官は「結果が問われる世界で仕事をしているので結果が伴わなければ責任問題、批判は当然出てくると思います。これは当たり前のことだと思って受け止めています」と反省の弁を口にした。
その一方で今後については「これまで通り、日本代表の勝利と日本サッカーの発展、歴史の継承、応援してくださる方々に喜んでいただけるために活動するという軸をぶらさずやっていく。発展というと先のことだけだと思われるが、目の前の試合の結果が問われることを覚悟しながら未来の発展にむけて活動していきたい」と意気込みを示している。
U-23日本代表は3月27日に京都でU-23南アフリカ代表と。同30日には博多でU-23コートジボワール代表と激突する。その後、五輪直前の7月17日には神戸で1試合(対戦相手未定)控えているが、五輪を前にした最後の公式戦で日本は結果を残すことができなかった。
今後、五輪世代は本番に向けて巻き返すことができるのだろうか。