今シーズン、ベルギーのシント=トロイデンからイタリアのボローニャにステップアップした冨安健洋。セリエA1年目から、確かな評価を得ているようだ。
イタリアの地元メディア『トゥット・ボローニャウェブ』は「チームに安定感をもたらした」と新加入の日本人DFに賛辞を贈っている。
「冨安はデビューゲームのヴェローナ戦から、すぐさま確かなプロ意識と利他的な自己犠牲の精神を示した。この日本人はチームに安定感をもたらした。ボローニャに最終ラインからいい結果をもたらしている」
また、冨安にはドイツやイングランドのクラブからも関心を寄せられていることについても触れ「イタリア国外から“トミ”は視線を集める存在となっているようだが、彼はどこにもいかない。ボローニャは日本人DFに恋をしている」と、放出候補ではないと表現した。
イタリアは“守備の国”とも称されるが、DF冨安はカルチョの文化で確かな歩みを進めているようだ。