24日に行われたセリエA、ボローニャvsパルマは2-2の引き分けに終わった。
この試合では冨安健洋がセリエA初となるセンターバックでの出場となったが、現地メディアは1カ月半振りに戦列復帰した冨安のプレーを評価しているようだ。
地元メディア『コリエレ・ディ・ボローニャ』は先発した守備陣で唯一、平均点以上の「6.5」をつけ、チーム内最高評価を得たブレリム・ジェマイリの「7」に次ぐ高い評価を与えている。
その中で冨安については「復帰戦において、ボローニャでセンターバックとしてのデビューを飾った。彼は確かに良い結果を残している。前半(マッティア)スプロカーティの決定機を阻止し、壊滅状態の守備において、唯一の救いと思わせるものだった。ただ、1カ月半ぶりのピッチだったこともあり、足をつって交代した」と紹介している。
パルマ戦ではマッティア・バニとダニーロの2人が累積警告で出場停止だったため、第1節~第7節の右サイドバックではなく、冨安が初めてセンターバックとしてスタメン出場を果たすこととなった。
結果としてボローニャは連敗を3でストップさせ、4試合ぶりの勝ち点を奪取。この試合は、冨安がセリエAの舞台でもセンターバックとして通用することを証明した、試金石となったのかもしれない。