10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループF最終節、インテル対バルセロナは1-2でアウェーのバルセロナが勝利を収めた。この試合でバルセロナのU-21スペイン代表FWアンス・ファティが、CLにおいて史上最年少ゴールをマークした。
ミラノのジュゼッペ・メアッツァで行われたこの一戦は、23分にバルセロナのカルレス・ペレスが左足でネットを揺らし、バルセロナが先制。前半終了間際の44分、インテルは後方からのボールをラウタロ・マルティネスが足元に収めると、相手DFを背負いながらロメル・ルカクにラストパス。ルカクは左足でダイレクトシュートを決め、1-1で前半を折り返した。
後半に入り1-1のまま戦況が進んだが、バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は84分からファティをピッチに送り込む。するとその直後の86分、ファティはペナルティーエリア外から右足でグラウンダーのダイレクトミドルを決め、バルセロナが再びリードした。試合はこのままフルタイムを迎え、1-2でアウェーのバルセロナがインテルを下している。
なお、ファティが決めたゴールは17歳40日の記録となり、1997年にオリンピアコス(当時)のピーター・オフォーリ・クエイ氏が決めた17歳195日のCL最年少ゴール記録を大幅に更新した。