バルセロナの16歳、アンス・ファティがついにU-21スペイン代表でデビューを果たした。
現地時間15日に行われたU-21EURO予選グループF第3節で、U-21スペイン代表はU-21モンテネグロ代表と激突。2-0とスペインの2点リードで迎えた80分、ファティは途中出場でピッチに登場した。試合はそのまま2-0でU-21スペイン代表が勝利を収めている。
スペインメディア『マルカ』が伝えたところによると、16歳349日でU-21スペイン代表としてプレーしたのは、バルセロナの先輩ボージャン・クルキッチに次ぐ歴代2番目の若さだった。
これまでファティはギニアビサウ国籍だったが、9月にスペインの市民権を獲得。10月に入り、FIFAの認可が下りるとともにU-21スペイン代表へとすぐさま招集されていた。
ファティが今回プレーしたU-21スペイン代表は、来年の東京五輪に出場する世代の代表チームでもある。間もなく17歳になるファティにとっては2世代上の代表チームとなるが、スペインの東京五輪世代として一つ実績を積み重ねたことになる。