【サッカー】スペイン代表指揮官が16歳ファティの招集を示唆…すでにU-21代表入り

16歳ファティのスペインA代表入りは間近?

スペイン代表のロベルト・モレノ監督が、バルセロナの16歳アンス・ファティをEURO2020で戦力になり得るとの見解を示した。

2002年生まれ、現在16歳のファティは今季、飛び級でバルセロナのトップチームに帯同。1部リーグ初挑戦ながら、ここまで公式戦6試合で2ゴール1アシストをマークしている。先日にはスペインの市民権を取得し、国際サッカー連盟(FIFA)からもスペイン代表としてプレーする許可が下りていた。その直後、離脱したカルレス・ペレスの代役としてU-21スペイン代表に追加招集されている。

ファティについて、EURO2020予選ノルウェー戦を前にした会見でモレノ監督は「もちろんアンスの動向は追っている。リストの中に入っているよ」と言及。

「彼は年代別カテゴリーというシステムの概念が関係ない選手になっているね。何より重要なことは、彼はゴールを決められる選手ということだ。今後その才能をさらに発揮してくれたら、我々はすぐにでも代表に呼ぶことになる。もちろん、素晴らしい選手であることに疑いはないし、代表のスタッフみんなが、彼がここに来る日を楽しみにしている。もちろん、彼がEUROの舞台に立つことだって十分に可能だろう」

すでにバルセロナのトップチームで結果を残していることもあり、スペイン代表指揮官モレノも16歳ファティのポテンシャルに信頼を寄せているようだ。また、その一方では東京五輪に挑む世代であるU-21スペイン代表にも選ばれており、ファティは2020年の夏にEURO2020、東京オリンピックと2つのビッグタイトルに挑むというシナリオも、十分に現実味を帯びているようだ。

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