サッカーの日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループF第2節で、モンゴル代表と激突。この試合で地力に勝る日本は序盤から高いボールポゼッションをマークし、モンゴルゴールを脅かす展開が続いた。
日本が先制したのは22分。右サイドを崩した伊東純也がクロスを入れ、ゴール前の南野拓実が頭で合わせてネットを揺らした。その7分後にはセットプレーの流れから最後は主将吉田麻也が頭で押し込み、スコアは2-0に。
33分には伊東が南野とのワンツーで右サイドをえぐり、中に折り返すと最後はファーから中央に絞ってきた長友佑都が合わせ、日本のリードは3点に広がった。40分には永井謙佑がヘディングシュートでゴールを決め、日本は4-0と大きくリードして前半終了。
後半に入り58分、日本はCKでハイボールを入れると、ニアに飛び込んだ遠藤航が頭でコースを変える。そのボールは酒井宏樹の顔面に当たってゴールへと吸い込まれたが、公式記録では遠藤のゴールとなった。
その後日本は82分、遠藤のミドルシュートをモンゴル代表GKが弾き、そのルーズボールを途中出場鎌田大地が頭で押し込んで6-0に。
試合はこのままフルタイムを迎え、日本がモンゴルに決定的なチャンスを作らせず6-0の完勝を収めている。
なお、この試合で東京五輪世代はDF冨安健洋だけが出場となったが、後半アディショナルタイムに左ももを痛め、試合終了のホイッスルを待たずにピッチから引き上げている。
予選2連勝を飾った日本代表はこの後15日、アウェーでグループ第3節タジキスタン戦に挑む。