アメリカの柔道家、男子81キロ級のジャック・ハットンが急逝…享年24歳

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アメリカの柔道家、ハットンが24歳で急逝(青い道着がハットン)

アメリカの柔道家、ジャック・ハットンが急逝していたことがアメリカ柔道連盟によって明らかになった。享年24歳。

ハットンは男子81キロ級のアメリカ代表として知られ、2017~2019年まで世界選手権に出場。2018年4月には柔道グランプリで銀メダルを獲得しており、2020年の東京五輪を目標にしていた。

死因について現時点で明らかになっていないが、同選手が所属していたペドロ柔道センターは「この訃報は、私達に深い悲しみをもたらすことになった。もし、周囲の人がうつ病や精神的な病に悩んでいたら、助けを求めるか、誰かに打ち明けてほしい」との声明を発表しており、ハットンは精神的な病に悩まされていたのではないかとの見方もある。

国際柔道連盟(IJF)のマリウス・バイザー会長は『Twitter』を通して「アメリカ柔道界期待の星、ジャック・ハットンの突然の死に深い悲しみを覚えます。IJFを代表して、私は心からお悔やみを申し上げたい。この願いをアメリカの柔道界、そしてとジャックの家族や友人に贈ります」とメッセージを発している。

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