「私たちに限界はない!」。女性も声を上げるべきと信じるフレーザー=プライスはこう語った。オリンピック連覇を成し遂げているジャマイカのスターは、すでに後世に語り継がれるアスリートとしての地位を築き上げている。しかし、それだけで満足するつもりはない。オリンピック通算6個目のメダルを狙うこの偉大なスプリンターが、出産後の世界選手権優勝を上回る結果を求め、東京2020の100mと200mで自己ベスト更新を狙う理由を確かめよう。