ミュンヘン1972メダル

表面には、左手にヤシの葉、右手に勝者の冠を持つ勝利の女神が刻まれています。アムステルダム1928以降のオリンピックメダルに使用されたこのデザインは、フィレンツェの芸術家ジュゼッペ・カッシオーリ（イタリア、1865-1942）が制作し、1921年に国際オリンピック委員会が主催したコンテストによって選ばれました。この大会のメダルには、勝利の女神と共に「XX Olympiade München 1972」と刻まれています。

裏面には、バウハウスで教鞭をとった彫刻家ゲルハルト・マルクスが制作した新しいデザインが採用され、ゼウスとレダの双子の息子キャスターとポルックス（スポーツ大会と友愛の守護聖人）を裸体の若者で表現しました。

**デザイン：**ジュゼッペ・カッシオーリ、ゲルハルト・マルクス

**材質：**1位（銀に金メッキ）、2位（銀）、3位（青銅）

**寸法：**66mm

**鋳造：**バイエルン造幣局