卓球・チェコOP最終日:女子シングルスの平野美宇が銀メダル!石川佳純は銅メダル

1 執筆者 鈴木花
平野美宇は、前日の女子ダブルスに続き、2つ目の銀メダルを獲得(写真は、ワールドツアー・グランドファイナル)

現地時間の8月25日、チェコのオロモウツで行われている「ITTFワールドツアー・チェコオープン(以下チェコオープン)」の最終日が行われた。大会6日目となるこの日は、男女シングルスの準決勝と決勝が行われた。対平野美宇(日本生命)が、前日の女子ダブルスに続いて2つ目の銀メダルを獲得した。

女子シングルスの準決勝では、石川佳純(全農)対平野美宇の日本人対決となった。世界ランク6位の石川と同ランキング10位の平野の対戦は、平野が4-1で制した。平野は、11-6で第1セットを先取すると、石川も第2セットを11-4で取り返す。第3セットを11-6で取った平野は、第4、第5セットも連取した。石川は、第4セットでデュースに持ち込む粘りを見せたものの、競り負けた。

決勝では、先週のブルガリアオープンを制したばかりの陳幸同(中国)と対戦。最終セットまでもつれた熱戦になったが、3-4で敗れた。平野は、3セットを立て続けに取られ、窮地に追い込まれると、そこから一気に試合を盛り返した。第4セットから3セットを連取し、3-3で最終第7セットまで持ち込んだものの、8-11で敗れた。平野は、今年に入って国際大会で7つ目のメダル(女子シングルス:銀1銅3、女子ダブルス:銀2)を獲得した。

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