【体操】国際体操連盟、東京五輪の予選制度改正案を発表

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
予選期間を2021年6月29日まで延長することが決まった

国際体操連盟(FIG)は4日、Tokyo 2020(東京五輪)の体操競技、新体操、トランポリンの予選制度改正案を発表した。

東京五輪の開催が1年延期になり、2020年3月中旬から5月までの間に予定されていた予選大会の延期を受け、国際オリンピック委員会(IOC)とFIGが調整を進めていた。

その結果、予選期間を2021年6月29日まで延長することが決まり、2020年前半に開催できなかったワールドカップや大陸選手権を開催できるようになった。また、東京五輪に出場できる選手の年齢制限として、男子体操競技とトランポリンは2003年12月31日までに生まれていること、女子体操競技と新体操は2005年12月31日までに生まれていることが改正案に記された。

FIGの渡邊守成会長は、「選手たちが出場資格を取得する機会に変更はなく、スポーツキャリア最大のイベントに向けて準備を行うために、資格制度を迅速に改正できたことをうれしく思っています」とコメントを発表した。

FIGは今後、予選大会の新しい日程を設定するために、各国の体操連盟や大会主催者との調整を進めていく。

FIG公式サイト:Olympic Qualification System Tokyo 2020

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