久保建英は11歳にしてスペイン語が完璧だった…地元メディアがバルサ時代の動画を紹介

U-15時代の久保建英(写真はU-15日本代表時)

今夏の移籍市場でレアル・マドリーに加わった日本代表MF久保建英について、地元スペインメディアが過去の経歴を含め大きく取り上げている。

スペイン『AS』は、久保がバルセロナの下部組織に在籍していた11-12シーズンの動画を紹介し「久保建英は11歳のときからすでに完璧なスペイン語を話していた」という見出しで次のように伝えた。

「これは久保がラ・マシア(バルセロナの下部組織)に到着して間もなくの動画。久保はバルサTVの取材を通して、自身の考えを明確に述べている。これはフットボールの理解力、スペイン語の語学力を明確に示しており、そのインテリジェンスは若さに似合わずインパクトがあるものだ」

「映像の中で久保は“3ゴールを決めることができてよかった”“バルサは世界一のチームだ”と語っている」

久保は2011年にバルセロナの下部組織へ入団した。だが「国際移籍は18歳以上の選手のみに許される」条項に反するとFIFAが2014年に裁定を下したため、カンテラ時代の久保は外国籍選手としての公式戦出場ができなくなり、翌2015年に日本への帰国を決断した。

先日、久保はレアル・マドリーの公式動画でスペイン語を流ちょうに話した後、スペイン語がまだうまくないエデン・アザールに対して英語で話しけるシーンも。その動画は久保がスペイン語や英語を自在に操るマルチリンガルだったとして、サッカーファンの間で幅広く拡散されていた。

18歳にして日本代表にも定着し、2020年には東京五輪世代の中核として期待される久保。今夏はレアル・マドリーに加わったこともあり、現地スペインで日本代表MFに対する注目度は、ピッチ内外で高まっているようだ。

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