FIS(国際スキー連盟)ノルディック複合ワールドカップ(W杯)男子個人第5戦が、現地時間12月20日に前日から続いてオーストリア・ラムサウ・アム・ダッハシュタインで開催された。
ヴィンツェンツ・ガイガー(ドイツ)が、2連勝を果たした。前半ジャンプ(ヒルサイズ=98m)で7位と出遅れたものの、後半クロスカントリー(10キロ)で巻き返した。ヤール=マグヌス・リーベル(ノルウェー)は、この日も僅差で2位。3位には、ファビアン・リースレ(ドイツ)が入った。
日本人トップは、渡部暁斗(北野建設SC)の9位。ジャンプで3位だったものの、クロスカントリーで順位を落とした。山本涼太(長野日野自動車SC)が18位、永井秀昭(岐阜日野自動車SC)が27位で続く。渡部善斗(北野建設SC)は35位、木村幸大(中央大学)は44位で大会を終えた。
第5戦を終えて、総合トップは360ポイントのリーベル。2位に265ポイントのヨハネス・ランパルター(オーストリア)、2連勝のV・ガイガーが251ポイントで3位に浮上した。日本人トップの渡部暁斗は、176ポイントで9位に入っている。次戦は、1月14日からイタリアのヴァル・ディ・フィエンメで開催される。