【テニス】ABNアムロ世界:マレー8強ならずも「得るものも多かった」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2021 BSR Agency)

ATP(男子プロテニス協会)ワールドツアー「ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント」(オランダ・ロッテルダム/ATP500)の3日目、元世界1位のアンディー・マレー(イギリス)はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に敗れ、16強止まりとなった。

2回戦のこの一戦は5-7でルブレフが先取すると、第2セットも2-6で決着し、マレーはストレートで黒星を喫した。

試合後、マレーは公式会見で2019年の手術以降、公式戦のタイトルから遠ざかっている現状について語った。その中では同じく長期離脱を余儀なくされていたロジャー・フェデラー(スイス)の名を出している。『ATP』公式がその言葉を伝えた。

「今日は負けたかもしれないけど、得るものも多かった。こういう経験が重要だから公式戦に出続ける意義が大きいんだ」

「僕は試合に出て、テニスを純粋に楽しみたいだけ。おそらくロジャーも同じだと思うよ。彼も復帰に向けてハードなトレーニングをしてきたことだろう。コートに戻って試合できることを嬉しく思っているはずだ」

ロンドン・オリンピック、リオデジャネイロ・オリンピックと五輪での男子シングルス2連覇を果たし、グランドスラムタイトルも3度手にしたマレー。2019年1月に股関節の手術を受け、それ以降は公式戦のタイトルから遠ざかっている状況ながら、テニスを楽しむことの重要性を説いている。

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