現地時間の3月7日、ノルウェーのオスロで、スキージャンプのワールドカップ(HS134メートル、K点120メートル)が2日目を迎えた。この日は、男子は団体第5戦、女子は個人第15戦の予選が行われた。男子団体では、日本は5位。女子個人の日本勢最高位は、高梨沙羅(クラレ)の5位。
コロナウイルス感染拡大を懸念し、無観客で行われている今大会。男子団体第5戦で、5位に終わった。佐藤慧一、小林潤志郎、佐藤幸椰(3人ともに雪印メグミルク)、小林陵侑(土屋ホーム)の順にジャンプに挑んだ日本チーム。
前半は、小林陵侑が127メートルの122.7ポイントで4人目のジャンパーとして1位の成績を挙げ、4人合計で453.7ポイントの全体4位に入った。後半は、小林陵侑が4人目として5位に順位を落としたものの、2人目の小林潤志郎、3人目の佐藤幸椰がそれぞれ2位に入り、全体3位の493.3ポイントを挙げた。だが、2本合計947ポイントで、5位に終わった。
1位は、2本合計997.4ポイントのホスト国ノルウェー。2位は、960.9ポイントでドイツが続く。3位は、2本目で大きくポイントを稼いだスロベニアが954.2ポイントで5位から表彰台に滑り込んだ。日本と3位を巡って接戦だったポーランドが、わずか3点差の950ポイントで4位に入った。
女子個人の予選では、高梨沙羅が123メートルの114ポイントで5位。伊藤有希(土屋ホームスキー部)が120メートルの108ポイントで8位に入った。丸山希(明治大学)は15位、勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)は17位だった。
1位は、133メートルを飛んだ今季好調のマレン・ルンビー。母国ノルウェーで好スタートを切った。2位は、オーストリアのジャクリーン・ザイフリーツベルガー。3位には同じくオーストリアのキアラ・ヘルツルが続いた。
翌8日は、男子、女子ともに個人の本戦が行われる。