日本代表で前線の柱となっている大迫勇也は、オーバーエイジ枠で東京五輪に参戦する可能性があるようだ。
ドイツ『ヴェーザー・クーリエ』が伝えたところによると、大迫の所属先ブレーメンは東京五輪出場への選手派遣について、理解を示しているという。
ブレーメンからはドイツ代表としてマキシミリアン・エッゲシュタインとヨハネス・エッゲシュタインが参加する可能性が高く、日本代表FW大迫勇也についても前線でのポストワークと勝負強さからOA枠での招集を求める声が多数ある。
ブレーメンのフランク・バウマンSD(スポーツディレクター)は「オリンピックに行きたいと選手たちが思うのは自然なこと。その夢をクラブ側の権限で拒否することは、彼らのモチベーションに大きく左右するだろう」と述べている。
東京オリンピックは2020年7月22日から8月8日まで開催予定。バウマンSDは「重要なことは、選手たちへの負担が大きくないことだ。もちろん、大会に参加するとしても十分な休養が必要だね」と話した。
五輪のメンバー枠が18名となっており、その中で年齢制限のないオーバーエイジ枠で3名まで招集することが可能。選ぶのは森保一監督となるが、日本代表でもエース格の大迫はオーバーエイジで五輪参加となるのだろうか。クラブ側の“容認”により、この動きが加速化することになるかもしれない。