国際サッカー連盟(FIFA)は6月25日理事会を実施し、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で2021年に延期となった東京オリンピック男子の出場資格規定について、従来通り1997年1月1日以降生まれとすることを承認した。「オーバーエイジ」は3人まで認められる。
オリンピックはこれまで、原則23歳以下の選手に出場権が与えられていたが、これにより東京オリンピックでは、2021年に24歳を迎える選手も出場できるようになった。また年齢制限を受けない「オーバーエイジ」も、従来通り3選手まで登録が認められることも承認された。
25日の理事会では、"FIFA新型コロナウイルス救済プログラム"についても承認された。このプログラムは、FIFA事務局が各連盟の代表者と緊密に協力して策定したもので、サッカー界を支援するために最大15億ドル(約1600億円)が用意されている。