現地時間21日、エールディヴィジ第18節のPSVvsズヴォレが行われた。
この試合ではPSV堂安律が先発出場、ズヴォレ中山雄太はベンチスタートとなった。
試合は12分、アウェーのズヴォレが1点を先行。先日、マルク・ファン・ボメルを更迭し、暫定でエルネスト・ファベルが率いるPSVは、いきなり追う展開となった。
すると18分にジョリット・ヘンドリクスが1点を返し、スコアは1-1に。26分にはモハメッド・イハッタレンが追加点を決めPSVが15分ほどで2-1とひっくり返すことに成功した。
前半のみでヘンドリクスがベンチに下がると、堂安律は右ウイングからセントラルMFへと移行する。51分にはPSVが追加点を決めてリードを2点に広がると、堂安は67分に途中交代でベンチへと退いた。試合は72分にもダメ押しゴールを決めたPSVが4-1で逆転勝利をマークしている。
先日、指揮官ファン・ボメルを解任し、暫定指揮のファベル体制となってからPSVはリーグ戦の初勝利となった。PSVは勝ち点を34に伸ばし、3位に浮上している。
同じくエールディヴィジ第18節では、リーグ2位のAZが敵地でスパルタ・ロッテルダムと激突し、この試合でAZ菅原由勢はベンチスタートとなった。
だが開始5分、AZのGKマルコ・ビゾットが一発退場処分となり、AZはいきなり数的不利となる。AZは18分、29分と立て続けに失点し、スパルタの2点リードで前半を折り返した。後半に入り、57分にPKでスパルタは3点目を決め、スコアは3-0に。
菅原由勢は77分から途中出場でピッチに入るもこの後AZはゴールを決めることができず、試合は3-0で決着している。
アヤックスと勝ち点41で並び、リーグ2位に付けていたAZにとっては敵地で手痛い敗戦を喫する形になった。