ベルギー・ジュピラーリーグ間もなく19-20シーズンの打ち切りを決断することになりそうだ。
現在、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。ヨーロッパ各国でも感染拡大が深刻化し、各国主要リーグも中断を余儀なくされていた。
ベルギーのジュピラーリーグも休止状態となっていたが、レギュラーリーグの最終節を残し、このままシーズン終了となる可能性が高い模様。
ジュピラーリーグは2日、役員会を開催し、リーグ戦の打ち切りを前提に調整を進める方向で大筋合意に至っているという。公式メディアを通じて「スポーツが最優先されないこの情勢の中で、多数のクラブがリーグ戦の開催が不可能だと見ている。専門家や政府も6月30日までに通常通りリーグが再開できるか懐疑的である」と説明している。
また「6月30日を超えるスケジュールで、リーグ戦を続行することは望ましくないと役員会で全会一致で決定した。そして、この決定は総会で審議される」と続け、15日開催予定の総会でリーグ戦の打ち切りが正式に決まる見通しと明かした。
一部報道によるとレギュラーシーズン及びプレーオフ1&2のスケジュールを消化できない事情もあり、今季の降格はなしで、20-21シーズンは2部から昇格する2クラブを加え、18チーム体制で行われるプランも検討されているという。
ジュピラーリーグには三好康児、伊藤達哉、シュミット・ダニエル、鈴木優磨、松原后、伊東純也、植田直通、小林祐希、森岡亮太と多くの日本人選手が籍を置いている。だが19-20シーズンの同リーグは、スケジュール未消化でピリオドを打つことが濃厚のようだ。