カーリング女子世界選手権2019シルケボー大会が16日開幕、ロコ・ソラーレを破った中部電力が挑む

女子世界選手権に挑む中部電力のコーチ両角友佑、松村千秋、中嶋星奈、石郷岡葉純、北澤育恵

『LGTカーリング女子世界選手権2019』が、現地時間3月16日より24日まで、デンマーク・シルケボーで行われる。日本からは『日本カーリング選手権2019』で、平昌五輪・銅メダリストを擁するロコ・ソラーレ(LS北見)を抑えて優勝した、中部電力(中部電力カーリング部)が出場する。

13カ国が参加する今年の女子世界一決定戦は、3連覇を狙うカナダ、平昌五輪・金メダル獲得チームが出場するスウェーデン、2014年から2016年大会を3連覇したスイスも平昌五輪出場メンバーを中心としており、強豪国がひしめく。

日本は2016年大会でロコ・ソラーレが日本人初の銀メダルを獲得しているものの、2017年は出場枠を得られず、2018年大会ではチーム富士急が10位に終わっている。

中部電力は、リードの石郷岡葉純、セカンド/スキップの中嶋星奈、サードの松村千秋、フォースの北澤育恵、リザーブの清水絵美と平均年齢22.8歳の若いチームだ。経験不足の面は否めないものの、平昌五輪男子カーリング代表・両角友佑のコーチングにより攻撃のバリエーションを増やすなど成果が出ている。2016年銀メダルのロコ・ソラーレが平昌で銅メダルを獲得したように、中部電力が2022年冬季北京五輪を見据えた結果を出せるかに注目である。

カーリング女子世界選手権大会は、16日から24日まで13カ国のチームが総当たりのグループ戦を行い、23日に上位4チームによるプレーオフを行い、準決勝と決勝は最終日の24に開催される予定だ。

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