北京2022冬季パラリンピック:知っておくべき競技のポイント

北京2022冬季パラリンピックの種目に関する興味深い20の競技のポイントを紹介。

1 執筆者 Hayes Creech
Taras Rad of Ukraine celebrates victory in the men's biathlon 12.5km sitting 
(2018 Getty Images)

北京2022冬季パラリンピックが、いよいよ2022年3月4日から13日に開催される。

パラアルペンスキーパラクロスカントリースキーパラバイアスロンパラスノーボードパラアイスホッケー車いすカーリングの6競技78種目に、世界最高峰のパラリンピック選手約600人が出場する。

盛り上がること間違いなしの北京2022を前に、各競技にまつわる20のことを紹介しよう。

(2014 Getty Images)

パラスノーボードは、ソチ2014から追加された、パラリンピック冬季大会の中で最も若い競技だ。

(2021 Getty Images)

車いすカーリングでは、オリンピックのカーリングのように氷上を掃いてストーンを最終的な位置まで運ぶことはしない。そのため、非常に正確なショット(投擲)でなければならない。

(2018 Getty Images)

パラアイスホッケーでは、スケート靴の代わりにパックを下に通すことができる2枚刃のソリを使って氷上を移動する。

(2018 Getty Images)

パラバイアスロンでは、視覚障がいのある選手には直径21mm、身体障がいのある選手には13mmの標的の黒点部の大きさ(ターゲットサイズ)が設定されている。

(2018 Getty Images)

パラノルディックスキーには、クロスカントリースキーとバイアスロンの2種目がある。

(2018 Getty Images)

パラリンピックのパラスノーボーダーは、1対1で対戦するスノーボードクロスと、旗門が設けられたコースを滑り降りるバンクドスラロームという2種類の種目に出場する。

(2006 Getty Images)

パラバイアスロンでは、視覚障がいのある選手が射撃する際、ヘッドホンを使い、音響信号の高低によって標的の位置を知ることができるシューティングシステムを使用する。音響信号によって標的に命中したかどうかがわかる。

(2018 Getty Images)

パラアイスホッケーは混合競技だ。平昌2018では、ノルウェーのレナ・シュローダーが、1994年の大会に出場したブリット・ミアスンド・オーエンに次いでノルウェー史上2人目の女子選手として大会に出場した。

(2018 Getty Images)

パラノルディックスキーでは、選手は障がいの種類によって、座位、立位、視覚障がいの3つに分類される。

(2018 Getty Images)

パラアルペンスキーには、ダウンヒル(滑降)、スラローム(回転)、ジャイアントスラローム(大回転)、スーパーG、スーパー複合の5種目ある。

(2010 Getty Images)

車いすカーラーは、ストーンの柄に引っ掛ける棒(デリバリースティック)を使ってショットを放つ。

(2010 Getty Images)

パラバイアスロンパラクロスカントリースキーの選手は、短距離、中距離、長距離の個人種目で競い合う。

(2018 Getty Images)

パラアルペンスキーパラノルディックスキーでは、視覚障がいのある選手はガイド(伴走者)を追従する形で共にコースを滑走する。Bluetoothのヘッドホンとマイクで会話したり、ガイドの背中にスピーカーを装着して会話する。

パラアイスホッケーでは、『ピック』という尖ったスパイクのような部分で氷をとらえながら漕いで進む用の短いスティックと、シュート用のブレードを持つ短いスティックを使用する。

(2018 Getty Images)

パラスノーボーダーは、障がいの種類や程度により、下肢障がいの選手はSB-LL1、SB-LL2、上肢障がいの選手はSB-ULの3つのクラスに分けられ、スピードを競い合う。

(2006 Getty Images)

車いすカーラーは、ホッグライン付近または投擲者がストーンを十分に放つことのできるラインの近くで静止した状態から投げる。

(2006 Getty Images)

パラアルペンスキーでは、チェアスキー、アウトリガー(板付きストック)、ダブルスキーを使用する。

(2010 Getty Images)

パラノルディックスキーでは、座位で滑る選手は2本のクロスカントリースキーにビンディングで取り付けられたフレームに座る部分のシートを装着したシットスキーを使用する。パラリンピック出場水準のシットスキーは、超軽量素材で作られており、選手ひとりひとりに合わせてカスタムフィットされている。

(2014 Getty Images)

車いすカーリングは、冬季パラリンピック最大の団体競技であり、12カ国が参加する。

(2006 Getty Images)

パラアルペンスキーでは、ガイドと選手の距離がスラロームで3ゲート(旗門)以内、ジャイアントスラローム、スーパーG、ダウンヒルで2ゲート以内でなければならない。

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