日本バレーボール協会(JVA)主催による「2022女子バレーボール世界選手権 壮行試合 日本代表紅白戦 ミズノマッチ in 姫路(以下:紅白戦)」が、8月20日から21日までの2日間にわたって、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)にて開催され、女子日本代表「火の鳥NIPPON」に選ばれた19名が紅白2組に分かれて壮行試合を行った。
前週(8月13日〜14日)に行われた「紅白戦 in 岡山」 と同様、この姫路での紅白戦でも有観客で開催され、多くのファンが会場に詰めかけた。また、試合形式はコートチェンジなしの3セットマッチ制で実施され、紅白戦のグループ分け(A/Bチーム)は、2日間ともに異なる編成のチームメンバーが発表された。さらに、2セット目以降は、チームをまたいでの選手の入れ替えも行うため、セットごとに普段はなかなか見ることのできないコンビネーションプレーが見られるなど、エンターテインメント性を盛り込んだ壮行試合となった。
紅白戦の1日目は、セットカウント1−2(26−28、26−24、17−25)でBチームが勝利。メンバーを入れ替えて行われた2日目は、3−0(25−15、25−20、25−17)で、火の鳥NIPPONキャプテンの古賀紗理那を擁するAチームが勝利した。
この紅白戦の開催前には、地元の小・中学生を対象にしたバレーボールクリニックも実施され、眞鍋政義監督や日本代表選手らが、ボールを使って実際に子供たちを指導したほか、じゃんけん大会を通じて参加者にプレゼントを贈るなど、未来の選手育成にも努めた。
2週にわたって行われた紅白戦を経て、火の鳥NIPPONは9月23日にオランダとポーランドで開幕する「2022女子バレーボール世界選手権」に向けて、最終の調整段階へと入る。
出場選手(19名)
- 1. 山岸あかね(埼玉上尾メディックス)
- 2. 内瀬戸真実(埼玉上尾メディックス)
- 3. 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)
- 4. 石川真佑(東レアローズ)
- 5. 島村春世(NECレッドロケッツ)
- 9. 小島満菜美(NECレッドロケッツ)
- 10. 井上愛里沙(久光スプリングス)
- 12. 籾井あき(JTマーヴェラス)
- 15. 林琴奈(JTマーヴェラス)
- 19. 山田二千華(NECレッドロケッツ)
- 22. 福留慧美(デンソーエアリービーズ)
- 23. 横田真未(デンソーエアリービーズ)
- 24. 松井珠己(デンソーエアリービーズ)
- 25. 小川愛里奈(東レアローズ)
- 26. 宮部藍梨(ヴィクトリーナ姫路)
- 30. 関菜々巳(東レアローズ)
- 37. 宮部愛芽世(東海大学3年)
- 38. 佐藤淑乃(筑波大学3年)
- 39. 麻野七奈未(デンソーエアリービーズ)