2022年最後のテニス四大大会(グランドスラム)、全米オープン(U.S.Open)が現地時間8月29日、アメリカ合衆国ニューヨーク州のUSTA(全米テニス協会)ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕。大会3日目の31日はシングルス1回戦の残り試合、そしてシングルス2回戦およびダブルス1回戦が行われた。
■コンタベイト、サッカリ、前回準Vのフェルナンデスが敗退
前日、試合中断となった女子シングルス1回戦(ラウンド128)のWTA(女子テニス協会)世界ランキング28位のエカテリーナ・アレクサンドロワとペイトン・スターンズ(同332位/米国)の試合は、セットカウント2-1でアレクサンドロワに軍配が上がった。アレクサンドロワは9月1日、ローレン・デービス(同105位/米国)と2回戦を行う。
全米OPを最後に現役引退することを示唆している同605位のセリーナ・ウイリアムズ(米国)は、同2位のアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦。第1セットをタイブレークの末に先取する。しかし第2セットはコンタベイトに3つのブレークを許し、2-6で落とす。第3セット、ウイリアムズは第2ゲームをブレークするも、コンタベイトが第3ゲームでブレークバック。第4ゲームはウイリアムズがブレークバックと、一進一退の攻防が続く。ウイリアムズは第8ゲームでもブレーク。6-2で第3セットを取り、3回戦へとコマを進めた。また同75位のワン・シユ(中華人民共和国)が同3位のマリア・サッカリ(ギリシャ)に勝利を収めるアップセットを起こしている。
同5位のオンス・ジャバー(チュニジア)は同144位のエリザベス・マンドリク(米国)にストレート勝ち。前回準優勝のレイラ・フェルナンデス(同14位/カナダ)は、同35位のリュドミラ・サムソノワに黒星を喫した。
■柴原瑛菜ペアが2回戦進出
柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)はエイジア・ムハマド(米国)とのペアで女子ダブルス1回戦(ラウンド64)に出場。ストレート勝ちを収めた。柴原はフランコ・スクゴル(クロアチア)とのペアで混合ダブルス1回戦(ラウンド32)にも出場し、勝利を収めている。
女子ダブルスの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)ペアは1回戦敗退となった。
公式サイト:Official Site of the 2022 US Open Tennis Championships
■全米OPの試合日程・放送予定
放送予定
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