フランス・パリのベルシー・アリーナ(室内ハード)開催のATP(男子プロテニス協会)ツアー、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters)は現地時間11月6日、最終日を迎えた。同大会は今季9回目、そして最後のATP1000となっている。
■19歳のルーネがジョコビッチを下す
シングルス決勝は、前回大会王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/ATP世界ランキング7位)と、19歳のホルガ・ルーネ(デンマーク/同18位)が対戦。第1セットは、ジョコビッチが6-3で先取するも、第2セットは6-3でルーネで取り返す。第3セットは互角の展開となるも、第11ゲームでルーネがブレイクに成功。続く第12ゲームをキープして7-5で制する。セットカウント2-1で、ルーネが凱歌を上げた。
ダブルス決勝では、イワン・ドディグ(クロアチア)/オースティン・クライチェク(アメリカ合衆国)、ウェスリー・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキ(イギリス)が対戦。クールホフ/スクプスキがストレート勝ちを収めている。
ATPツアーは13日からイタリア・トリノで開催されるATPファイナルズ(Nitto ATP Finals)で、今季のフィナーレを迎える。