有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート(東京都江東区)で開催されていた男子テニス・ATPツアーの "楽天オープン" こと、「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2022(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2022)」は10月9日、大会9日目(本戦7日目)となる最終日を迎え、シングルスとダブルスの決勝2試合が行われた。楽天オープンのグレードはATP500で、サーフェスはハードとなっている。
■シングルス決勝
今大会の決勝では、前日の準決勝から勝ち上がってきたテイラー・フリッツとフランシス・ティアフォーによるアメリカ代表同士の対決となった。
第1セット、先にブレークを奪ったのはティアフォーだったが、その直後のゲームでフリッツがブレークバックで奪い返す。両者ともに一歩も譲らない攻防戦の展開で、6−6に並んで、タイブレークに突入する。最終的に、フリッツが7点を先取し、最初のセットを7−6[7-3]で奪う。
つづく第2セットでも、ふたたび両者の一進一退のシーソーゲームが繰り広げられ、2セット連続でタイブレークに突入するという激闘の試合展開となる。左右に揺さぶられ続けたティアフォーが粘りのプレーで食らいつくも、最後のショットがベースラインを超えてしまい力尽きてしまう。最終的に、7−6[7−2]でこのセットも連続で奪ったフリッツが、セットカウント2−0のストレートでティアフォーを破り、楽天オープン初優勝を決めた。
■ダブルス決勝
3年ぶりの開催となった今大会のダブルス決勝のステージへと進出したのは、ペアを組んで初のATPツアー出場となるマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)/マルセロ・メロ(ブラジル)と、第3シードから出場のラファエル・マトス(ブラジル)/ダビド・ベガエルナンデス(スペイン)の2組だった。
第1セットを先取して優勝に王手をかけたマクドナルド/メロのペアは、つづく第2セットを相手ペアに奪い返され、1−1の同点に追いつかれる。最終のマッチタイブレーク(10ポイント制)では、ペアを組んだばかりのマクドナルド/メロが、4度のミニブレークに成功してマトス/ベガエルナンデスを突き放す。最終的にフルセットの末、6−4、3−6、[10-4]で、マクドナルド/メロの2人が、ATPツアー初出場にして、ダブルス本戦出場16組の頂点に立った。
■日程・放送予定
▼10月3日 11:00-
- シングルス1回戦
- ダブルス1回戦
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWプライム
- ネット:WOWOWオンデマンド
▼10月4日 11:00-
- シングルス1回戦
- ダブルス1回戦
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWライブ
- ネット:WOWOWオンデマンド
▼10月5日 11:00-
- シングルス1・2回戦
- ダブルス1・2回戦
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWライブ
- ネット:WOWOWオンデマンド
▼10月6日 11:00-
- シングルス2回戦
- ダブルス2回戦
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWライブ
- ネット:WOWOWオンデマンド
▼10月7日 14:00-
- シングルス準々決勝
- ダブルス2回戦・準決勝
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWライブ
- ネット:WOWOWオンデマンド
▼10月8日 14:00-
- シングルス準決勝
- ダブルス準決勝
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWライブ
- ネット:WOWOWオンデマンド
▼10月9日 14:00-
- シングルス決勝
- ダブルス決勝
【放送予定】
- BS/CS:WOWOWライブ
- ネット:WOWOWオンデマンド