ATP(男子プロテニス協会)ツアーのパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters)は、フランス・パリのベルシー・アリーナ(室内ハード)で開催。同大会は今季9回目、そして最後のATP1000となる。
■ジョコビッチとルーネが決勝へ
11月5日は、シングルスとダブルスともに準決勝を実施。シングルスでは、前回大会王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/ATP世界ランキング7位)が、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)と対戦した。第1セットはジョコビッチが6‐2で先取。第2セットをチチパスが6-3で取り返し、勝負は第3セットへ。タイブレークまでもつれた最終セットを7-6(4)でジョコビッチが制し、決勝進出を決めている。
世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(スペイン)を準々決勝で破ったホルガ・ルーネ(デンマーク/同18位)は、フェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ/同8位)と準決勝で激突。セットカウント2-0(6-4、6-2)で勝利し、決勝にコマを進めた。
ダブルスではイワン・ドディグ(クロアチア)/オースティン・クライチェク(アメリカ合衆国)、ウェスリー・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキ(イギリス)が決勝進出。シングルスとダブルスの決勝は6日に行われる。