現地時間11月3日、大会6日目を迎えたATP(男子プロテニス協会)ツアーのパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters)。フランス・パリのベルシー・アリーナ(室内ハード)で開催されている同大会は今季9回目、そして最後のATP1000となる。
2日まで行われた男子シングルス2回戦(ラウンド32)では、ATP世界ランキング38位の西岡良仁(ミキハウス)、同2位のラファエル・ナダル(スペイン)、同3位のダニール・メドベージェフが敗退。3日開催の3回戦では、同4位のキャスパー・ルード(ノルウェー)が黒星を喫している。
■アルカラス、ジョコビッチが白星
2回戦で西岡を下した同1位のカルロス・アルカラス(スペイン)は、3回戦でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。ストレート勝ちを収めた。同7位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も同19位のカレン・カチャノフを2-0で退けている。一方ルードは、同23位のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に苦戦。第1セットこそ先取するも、その後のセットは連取され、1-2で敗れている。
4日に行われる準々決勝では、ジョコビッチとムゼッティが対戦。同5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)は、2回戦でナダルを破った同31位のトミー・ポール(アメリカ合衆国)と対戦する。