アジア最大級の国際スケートボードイベント「UPRISING TOKYO」は5月27日、有明アリーナ(東京都江東区)で2日目を迎えた。男女ストリートの準決勝が行われ、28日の決勝に進むファイナリスト計20人が決定した。
25人のライダーで争われた男子準決勝は、91.88点を残したトミー・フィン(オーストラリア)が首位で決勝へ。Tokyo2020金メダリストであり、大会主催者と戦略的パートナーシップを結んで参画している堀米雄斗が89.46点の2位で続いた。
3位には89.06点の根附海龍が入った。「日本の大会なので、日本人がたくさん応援してくれるのは心強いです」と語る19歳。優勝を狙うという決勝ではルーティンを変えるとし、「決勝まで行けたので、あとはゴン攻めするしかないなと。攻めていきます」と力強く語った。
女子準決勝は22選手が10個の椅子を争う展開。76.82点をマークし、1位で決勝進出を決めた赤間凛音は「1本目は最初でミスっちゃって焦ったのですが、3本目でいい点数が出て良かったです」と安堵した様子。「今日みたいに自分の滑りを出し切れるように頑張りたいです」と決勝を見据えた。
2位は上村葵で76.16点。3位は75.75点の大西七海だった。Tokyo2020銅メダリストの中山楓奈は5位で準決勝を突破。Tokyo2020で8位入賞の西村碧莉は11位だった。
男女の決勝進出者は以下のとおり。
男子
- トミー・フィン(豪州)
- 堀米 雄斗
- 根附 海龍
- カルロス・リベイロ(ブラジル)
- 白井 空良
- 池田 大暉
- 佐々木 音憧
- コルダノ・ラッセル(米国)
- ジェイク・イラーディ(米国)
- 藪下 桃平
女子
- 赤間 凛音
- 上村 葵
- 大西 七海
- 織田 夢海
- 中山 楓奈
- 藤澤 虹々可
- 吉沢 恋
- 杉本 二湖
- 前田 日菜
- 伊藤 美優
■競技日程
5月26日
- 11:00 女子 準々決勝
- 15:15 男子 準々決勝
5月27日
- 11:00 女子 準決勝
- 13:30 ジュニア部門コンテスト
- 15:30 男子 準決勝
5月28日
- 11:00 女子 決勝
- 12:30 男子 決勝
- 13:45 女子 ベストトリック
- 14:20 男子 ベストトリック
- 15:20 表彰式
※2023年5月24日時点(変更の可能性あり)
■主な出場選手
※主催者発表上位10名(2023年5月19日時点)
男子
- 堀米 雄斗
- シェーン・オニール (オーストラリア)
- イショッド・ウェア (アメリカ合衆国)
- ジェイミー・フォイ (アメリカ合衆国)
- ジェイク・イラーディ (アメリカ合衆国)
- シェイ・サンディフォード (カナダ)
- カルロス・リベイロ (ブラジル)
- フェリペ・ヌネス (ブラジル)
- 白井 空良
- コルダノ・ラッセル (アメリカ合衆国)
女子
- 中山 楓奈
- 西村 碧莉
- 伊藤 美優
- 織田 夢海
- 赤間 凛音
- モニカ・トレス (ブラジル)
- アジア・ランツィ (イタリア)
- ファビアナ・デルフィーノ (アメリカ合衆国)
- ダニエラ・テロル・メンデス (スペイン)
- シロ・カトリ (アメリカ合衆国)
■放送予定
- ネット:Red Bull TV、Red Bull Skateboarding YouTubeチャンネル