Tokyo2020でオリンピックデビューを飾った、スケートボード。様々な興奮と熱狂が繰り広げられた有明ベイエリアから、新たな "スケボー" の国際イベントが幕を開けるーー。
5月26日から28日までの3日間にわたり有明アリーナ(東京都江東区)において、日本発のスケートボードの国際イベント「UPRISING TOKYO」が初開催される。今大会では、男女のストリート種目が行われ、オリンピック初代王者に輝く堀米雄斗をはじめ、女子の銅メダリストである中山楓奈といった国内のトップアスリートだけでなく、シェーン・オニール(オーストラリア)やモニカ・トレス(ブラジル)といった海外の有名スケートボーダーも出場する予定だ。
ここでは、記念すべき第1回大会について、競技日程と放送予定にくわえて、主な出場選手を一覧にして紹介しよう。
■競技日程
5月26日
- 11:00 女子 準々決勝
- 15:15 男子 準々決勝
5月27日
- 11:00 女子 準決勝
- 13:30 ジュニア部門コンテスト
- 15:30 男子 準決勝
5月28日
- 11:00 女子 決勝
- 12:30 男子 決勝
- 13:45 女子 ベストトリック
- 14:20 男子 ベストトリック
- 15:20 表彰式
※2023年5月24日時点(変更の可能性あり)
■主な出場選手
※主催者発表上位10名(2023年5月19日時点)
男子
- 堀米 雄斗
- シェーン・オニール (オーストラリア)
- イショッド・ウェア (アメリカ合衆国)
- ジェイミー・フォイ (アメリカ合衆国)
- ジェイク・イラーディ (アメリカ合衆国)
- シェイ・サンディフォード (カナダ)
- カルロス・リベイロ (ブラジル)
- フェリペ・ヌネス (ブラジル)
- 白井 空良
- コルダノ・ラッセル (アメリカ合衆国)
女子
- 中山 楓奈
- 西村 碧莉
- 伊藤 美優
- 織田 夢海
- 赤間 凛音
- モニカ・トレス (ブラジル)
- アジア・ランツィ (イタリア)
- ファビアナ・デルフィーノ (アメリカ合衆国)
- ダニエラ・テロル・メンデス (スペイン)
- シロ・カトリ (アメリカ合衆国)
■注目ポイント
Tokyo2020でニュースポーツとして鮮烈なオリンピックデビューを果たし、グローバルな盛り上がりを見せたスケートボードは、開幕まで400日余りと迫るパリ2024でも開催されることが決まっている。
その興奮の舞台となった東京ベイエリアの有明において、日本発の新しい国際スケボーイベントとなる「UPRISING TOKYO」が、5月26日にその幕を開ける。今大会では、オリンピック種目である男女のストリート種目が、東京2020のレガシー施設である有明アリーナ(東京都江東区)に設けられた特設コースにて、3日間にわたり実施される予定だ。
「すべての人にスケートボードの魅力を届け、価値を創造する存在となる」というビジョンを掲げ、「EQUALITY」(平等)、「EMPOWERMENT」(エンパワーメント)、「ENGAGEMENT」(エンゲージメント)の3つのコアバリューを柱にして立ち上げられた大会では、まばたき禁止の圧倒的なパフォーマンスはもちろんのこと、競いながらもライバルの存在をリスペクトするという、スポーツマンシップのあるべき姿を伝えてくれる国境を超えたスケートボーダーたちの交流にも注目したい。このほか、大会中は、スペシャルゲストによるライブも行われる予定で、スポーツの枠を超えたジャンルレスなエンターテイメントも楽しみのひとつとなりそうだ。
そんな記念すべき第1回 UPRISING TOKYO には、Tokyo2020スケートボード男子ストリートで初代オリンピック王者に輝き、大会と戦略的パートナーシップを結んている堀米雄斗が選手として参加する。また、東京2020女子ストリート銅メダリストの中山楓奈をはじめ、オリンピック日本代表を務めた西村碧莉と白井空良もエントリーリストに名を連ねている。さらに、海外からは、シェーン・オニール(オーストラリア)、イショッド・ウェア(アメリカ合衆国)、モニカ・トレス(ブラジル)など有名スケートボーダーをはじめ、東京2020で7位入賞を果たし、トリックに失敗して地面に倒れ伏しながらも、笑顔いっぱいで立ち上がる姿が大きな話題となったマージリン・ディダル(フィリピン)も出場する。
スケボーの新たな興奮とバリューが、東京・有明からふたたび始まる予感しかない。
■放送予定
- ネット:Red Bull TV、Red Bull Skateboarding YouTubeチャンネル