小野寺吟雲が最年少表彰台、スケートボード・ストリート世界選手権

パリ 2024

パリ2024オリンピックの予選を兼ねて行われたスケートボード・ストリート世界選手権で、12歳の小野寺吟雲が全体3位で表彰台に立ち、世界選手権史上最年少の男子ストリートメダリストとなった。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
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(Alex Morean)

最年少銅メダリストの誕生! 12歳の小野寺吟雲。

アラブ首長国連邦シャルジャで行われているスケートボードストリート世界選手権で、神奈川県出身の小野寺吟雲が3位に輝き、銅メダルを首にかけた。

優勝はオーレリアン・ジロー(フランス)、2位はグスタボ・リベイロ(ポルトガル)。白井空良は8位となった。

3位が確定した直後に小野寺にマイクを向けると、小野寺は「4本目の技が決まって嬉しかったです」と張りのある声で喜びを語った。

12歳で世界選手権の表彰台に立つのは、男子ストリートスケーターとして史上最年少。初出場での3位という結果について小野寺は、「『全決め』することしか考えてなかった」とし、結果は頭になかったことを語った。

小野寺にとって決勝のハイライトとなったのは、2本のランを終えた時点で4位となり、ベストトリック2本を終えて2位で迎えた3本目。迷いない表情でコースを見つめて滑り出したものの、転倒。他の選手が難易度の高い技に挑戦して転倒などが続いたが、小野寺は4本目をしっかりと決めた。「1回ミスちゃったけど、巻き返せたところが成長したなと思います。(4本目は)絶対決めてやるって気持ちでした」と笑顔をのぞかせた。

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2月5日 男子決勝結果

  1. オーレリアン・ジロー(フランス)269.33
  2. グスタボ・リベイロ(ポルトガル)267.38
  3. 小野寺吟雲(日本)263.04
  4. ケウビン・ホフラー(ブラジル)248.59
  5. リヒャルト・トゥリー(スロバキア)245.42
  6. ジャガー・イートン(アメリカ合衆国)179.15
  7. クリス・ジョスリン(アメリカ合衆国)179.08
  8. 白井空良(日本)155.78
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