アラブ首長国連邦シャルジャのアルジャダ・スケートパークで行われているスケートボード・ストリート世界選手権で、12歳の小野寺吟雲が準決勝首位となり、決勝進出を決めた。
2022年11月に行われた日本選手権で優勝し、国内競技団体のワールドスケートジャパン(WSJ)の強化選手としてパリ2024オリンピックの予選大会をかねた世界選手権に出場した小野寺吟雲が、シャルジャの会場に集まった世界各地のスケーターや観客を沸かせている。
2月2日に行われたオープン予選では、東京オリンピック銅メダリストのジャガー・イートン(アメリカ合衆国)に続いて2位で予選を通過し、翌3日の男子準々決勝では4位で準決勝進出。さらには4日に行われた準決勝で、観客を興奮させるパフォーマンスを披露して1位となり、決勝進出を果たした。
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準決勝後、小野寺はOlympics.comのインタビューで準決勝を振り返り、「緊張とかは特になくて、他にどんなスケーターがいようと、自分の滑りをするだけなので、他のスケーターのことは考えないで、『頑張る』と思ってやりました」と、自分に集中して臨んだことを語った。
さらに決勝については、「全力で全部出し切って、ノーミスで終わらせたいです」とし、「めちゃくちゃ楽しみです。みんなに(自分の技を)見せたいです」と声を弾ませた。
スケートボード・ストリート世界選手権の2月5日の決勝の模様は、Olympics.comのオリンピックチャンネルやYouTubeチャンネルでストリーミング可能。
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