ブレイブブロッサムズ、6月以来の再戦も完敗丨ラグビー男子日本代表vsイングランド代表

男子15人制ラグビー日本代表は現地時間11月24日、イギリス・ロンドン郊外で2024年最後のテストマッチ、イングランド代表戦に臨んだ。

1 執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
HIMENO Kazuki
(Getty Images)

オーストラリアで開催される男子ラグビーワールドカップ(RWC)2027に向け、強化の一環としてヨーロッパ遠征(リポビタンDツアー2024)に臨んだ日本代表・ブレイブブロッサムズ。現地時間11月24日、欧州遠征、そして2024年を締めくくる一戦としてイギリス・ロンドン郊外のトゥイッケナム・スタジアム(アリアンツ・スタジアム)で、イングランド代表と対戦した。日本の試合登録メンバーは以下の通り。16日にフランスで行われたウルグアイ代表戦でレッドカードを受けたワーナー・ディアンズは出場停止だった。

No.2 原田衛がコンディション不良により、No.16 李承爀が先発。No.16 には松岡賢太が入った。なお16日にフランスで行われたウルグアイ代表戦でレッドカードを受けたワーナー・ディアンズは出場停止となっている。

イングランドとは6月22日に国立競技場(東京都新宿区)で対戦して17-52の完敗。この時から実力差が縮まっていることを示したかったが、前半30分過ぎまでに4つのトライを許し、28点を先行される。日本は同34分、齋藤直人がトライ。齋藤は自身でコンバージョンゴールも成功させて7点を返す。しかし直後にトライを奪われ、前半を7-35で終える。

日本は後半、テンポの良い攻撃を見せて敵陣に迫るも、ミスから得点には至らず。逆に後半14分、トライを決められて点差を広げられる。日本は同22分、姫野和樹のトライ、松永拓朗のコンバージョンゴールで14-45とするも、その後、2つのトライを奪われて万事休す。14-59の完敗となった。

欧州遠征は1勝2敗。日本は4勝7敗で2024年のテストマッチを終えた。

試合後エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)は「いまの日本は学びと時間が必要です。20キャップ以下の若い選手たちがいるので、我慢すること、やり続けることが重要」と語り、「プロセスを信じてやり続けることが大切」と続けた。

試合概要

対戦カード

  • 日本代表vsイングランド代表

日程

  • 日本時間11月25日(月)1:10キックオフ(現地時間24日16:10)

会場

  • トゥイッケナム・スタジアム(アリアンツ・スタジアム)

放送予定